WiMAXユーザー急増のワケ&良いWiMAX料金比較サイトとは?

モバイルWiFi・ポケットWiFiサービスの中でも人気のあるWiMAX。契約者数が2018年には3,000万人を突破する勢いというくらいだから驚きだ。同様のサービスであるY!mobileYahoo! Wi-Fiは正式な契約者数を発表していないが、WiMAXほどの勢いはないだろう。

そこまでWiMAXユーザーが急激に増加している理由はなんだろうか?

MVNO」や「料金・キャンペーン」といったキーワードが重要になる。

WiMAXを契約できるサービス・プロバイダは30社近くある

Y!mobile(ワイモバイル)やYahoo! Wi-FiといったポケットWiFiを契約する場合は当然だがY!mobileの店舗に立ち寄ったり、Yahoo! JapanのWEBサイトにアクセスすれば良い。ただし逆に言うと、Y!mobileの店舗やヤフーのWEBさいとでしか契約・申し込みができない。

それと比較してWiMAXの場合は、同じWiMAXの通信サービスを契約・申し込みできる「サービス・プロバイダ」が30社近くある。有名どころで言うとSo-netBIGLOBEniftyなどの大手プロバイダから、ヤマダ電機ビックカメラなどの家電量販店店頭など、“WiMAXを契約・申し込みできる場所が多数ある”こともWiMAXユーザーが急速に増加している1つの要因だろう。

WiMAXの本家はUQコミュニケーションズの「UQ WiMAX

WiMAXの通信サービスはKDDIグループの企業でもある「UQコミュニケーションズ」社が提供している。通信設備の維持・管理から基地局の敷設工事などを行い、WiMAXの通信サービスを拡大したり支えているのがUQコミュニケーションズという会社だ。ちなみに、このUQコミュニケーションズ社が提供しているプロバイダ・サービスが「UQ WiMAX」であり、聞いたことがあるという人も多いだろう。

WiMAXを利用したいと思ったらこのUQ WiMAXに申し込めば良い、と言うようにも思えるが、前述の通り契約・申し込みが可能なサービスプロバイダも多数ある。これらUQ WiMAX以外のサービスプロバイダはMVNOと呼ばれる事業者で、UQコミュニケーションズの通信設備を借りてインターネット接続サービスを提供する事業者である。

逆に言うと、UQコミュニケーションズ社はそれだけのMVNO(プロバイダ)に自社の設備を貸し出して、WiMAXサービスを拡大しようとしているということだ。

どのプロバイダで契約・加入しても、利用する通信回線は同じ

一般消費者にとって分かりにくい点かもしれないが、So-netBIGLOBEnifty、あるいはヤマダ電機ビックカメラのどこで契約・申し込みをしても同じWiMAXサービスで、利用する回線が同じため、通信速度や対応エリアは、通信品質などはまったく変わらない。さらに、使用するルーター機種も原則として各プロバイダで共通している。

あくまで契約先や月額利用料金の支払い先が自分の契約したプロバイダになるだけで、それ以外の点については、どのプロバイダもまったく同じなのである。

では何をもってプロバイダを決めれば良いのか?それが「料金・キャンペーン」となる。

プロバイダ間の違いは月額利用料金やキャンペーンの内容

少し奇妙に聞こえるかも知れないが、どのプロバイダで契約してもまったく同じサービスであるにもかかわらず、月額利用料金や新規契約時に適用されるキャンペーンの内容がプロバイダごとにまったく異なる。

WiMAXのプロバイダ比較では唯一の比較ポイント、月額料金・キャンペーンの比較がとても重要。契約の仕方によって同じ契約期間でも価格に数万円の違いが出ることも

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あるプロバイダは恐らく自社の利益を削ってまで、お得な料金・キャンペーンなどのプランを提供するのに対して、そうでは無いプロバイダもある。例えば、BIGLOBESo-netなどの大手プロバイダはどこまで料金は安くないものの、問い合わせサポートが充実しているなどのメリットもある。

つまり、WiMAXを契約しようとしているユーザーからすると料金プランやキャンペーンなどの違いを把握し、自分で契約先のプロバイダを決める必要があるということだ。

各プロバイダの料金やキャンペーンは毎月のように頻繁に更新される

各プロバイダの料金・キャンペーンが一定の内容であれば問題ないのだが、困ったことに結構な頻度でその内容が更新されている。例えば、4月の新生活シーズンには各社が新規契約を獲得するためにキャッシュバックなどのキャンペーン内容を通常時よりも高額にしたり、それに合わせて月額料金プランも変動させたりしている。

一般ユーザーにとって、今この瞬間に最も安い料金で契約できるWiMAXプロバイダを、30社近くの中から見つけるのは非常に困難なのだ。

WiMAXの料金比較サイトを活用する

 このような背景もあり、WEB上にはWiMAXの料金比較サイトと呼べるサイトが多数乱立している。一般ユーザーにとって、30社ものプロバイダの最新料金情報を一人で確認することは難しいため、これらの比較サイトを有効に活用することが最安料金でWiMAXを契約するために必要かつ効率的な手段となる。

一方で、内容的には近しいWiMAXの比較サイトでも実はよく確認すると微妙に内容が違っていたりする。利用する比較サイトによって得られる情報が変わってくるために注意が必要だ。

どのWiMAXの比較サイトを利用するかのポイント

いくつかのWiMAXの料金比較サイトを見比べていると気づくのだが、それぞれのサイトに出ている「料金」が微妙に異なる。

例えば、WiMAXのプロバイダの1つ「Broad WiMAX(ブロードワイマック)」の料金を見比べてみると、比較サイトAと比較サイトBでは料金が違うことがある。同じプロバイダの料金なのになぜ違いが出るのか?ユーザー側からすると多少混乱を感じるところでもある。

この理由は主に2点考えられ、1.料金が最新情報に更新されていないこと、2.その比較サイトだけの限定キャンペーンなどがあること、の2点だ。1点目は言語道断だが、最新情報への更新が滞っているWiMAXの比較サイトを参照してしまうと気づかないまま誤った情報でプロバイダの料金比較を進めてしまう可能性もあるため注意が必要だ。意外と重要なのが2点目のほうで、各比較サイトが独自にキャンペーンを行っていたり、独自の条件でプロバイダからキャンペーンを卸してもらっているようなケースもあるのだ。

つまり、プロバイダの公式サイトにも無いような、かつプロバイダの公式サイトで契約・申し込みを行うよりもお得な条件でWiMAXを契約できるような料金比較サイトが存在するのだ。

 

良いWiMAXの料金比較サイトを見分け方

以上を踏まえると、良い料金比較サイトかどうかを見分けるポイントとしては以下の点が挙げられる。

  • 最新の情報に更新されていること、また更新頻度が高い比較サイト(画面上に表示されている「最終更新日」などの日付に注目)
  • プロバイダ別にギガ放題プランの料金表がまとめられているサイト(20社前後の各プロバイダの料金が一覧化されているか、どれが最安か分かりやすく明示されているか、など)
  • プロバイダ別の最新キャンペーン情報が一覧化されているサイト
  • そのサイトならではの限定情報(料金プランやキャンペーン)があるかどうか

もちろん上記に追加して、実際に利用するWiMAX専用のルーター機種の比較情報や、各プロバイダの料金以外の面でのメリット・デメリットがまとめられている料金比較サイトが良いだろう。

 

そして、やはりその比較サイトでしか手に入らない限定情報のあるサイトには要注目だ。

WiMAXの契約前には比較サイトを比較すること

契約しようと思うWiMAXプロバイダが決まったら、最もお得な料金で契約するためにも上記の条件に合致するような“良いWiMAX料金比較サイト”をいくつか見つけて、契約したいプロバイダの料金を比較してみることがおすすめだ。前述の通り、比較サイトごとに異なる限定情報を持っている可能性もあるため、自分が契約したいプロバイダの料金が一番安い比較サイトを通してWiMAXの契約・申し込みを進めていくのが、最安料金でWiMAXを契約するためのコツになる。

Googleの検索ロボットの質も向上しているので、「WiMAX 比較 最新」あるいは「WiMAX 比較 2018」などの検索で上位にヒットするような比較サイトは、上記の条件に合致するような良い比較サイトが多いので、安心して見比べてみると良いだろう。

 

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